日 時:2007年5月26日(土)13:00~16:00
場 所:特別養護老人ホーム ゆめあまみ
参加者:会員14名、事務局
5月26日五月晴れの中、「特別養護老人ホーム ゆめあまみ」を見学させて頂きました。近い将来、誰もがお世話になるかもしれない「終の棲家」の現代版なので、参加メンバーの目も結構真剣でありました。鎮守の森に囲まれてその施設は落着いた佇まいを見せており、想像した以上に美しく立派で敷地面積は3,036㎡、延床面積は4,206㎡もありました。理事長、施設長の出迎えを受けてさっそくグランドピアノが据えられたホールへ、当日お土産替りのバイオリンコンサートを準備していたのでそのホールをお借りしていたからです。演奏者の藤江扶紀さんと伴奏者のお母さんが早速音を合わせて短いリハーサルをするとたちまち館内に音が広がり、待ち兼ねた様にお年寄り(といえるほど筆者も若くはありませんが・・・)が介護の人達に連れられて集まって来られました。
演奏曲目は「エルガー 愛の挨拶」から始まり、「モンティ チャルダーシュ」「ヴィェニアフスキー エチュード7番」「クライスラー 愛の悲しみ」「サラサーテ サパテアード」「チャイコフスキー メロディー」とアンコール曲の「パガニーニ カプリス11番」でした。緩急を織り交ぜた演奏に100名を越える聴衆を集めた会場は静まり返っていました。ロータリーの会場より弾き易かったよ、とは後で聞いた演奏者の弁です。(おしゃべりの多いロータリアンは反省しましょう。)お礼の花束と言葉が理事長から演奏者に贈られ、クラブからは記念品として「からくり時計」を贈呈しました。
その後、二班に分かれて施設見学をさせて頂きましたがロータリアンの目はしっかりと奉仕活動の機会を探っていました。(と信じています。)
そして先ほどのホールに戻って、施設長さんから介護保険のあれこれをレクチャー頂き、それぞれが老後に自信を得て退散、有意義な一日を過ごさせて頂きました。 感謝感謝!