• 国際ロータリー第2660地区 大阪イブニングロータリークラブ

日 時:2006年10月19日(木)
行き先:大阪市環境事業局舞洲工場
参加者:会員11名、青少年交換学生、事務局

大阪市環境事業局舞洲工場に、職場見学に行ってまいりました。午後3時より約1時間30分の見学ツアーでした。

最初に会議室において、舞洲工場の概要について説明を受けました。また、フリーデンスライヒ・フンダートバッサー氏によるデザインについてのビデオを見た後に、工場内の見学に向かいました。大阪市内の小学校では、4年生になると社会見学で舞洲工場を訪れるので、各ポイントでは映像や音声(日本語・英語どちらか選択できる)で説明が流れるようになっており、色々な説明を聞くことができました。
ゴミでいっぱいのピットやそこから焼却炉へと運ぶ巨大なツメのついたクレーンを見ていると、1日家庭から出るゴミの量を少なくすることが重大であると思いました。周りの環境を守るには、先ず私たち一人一人が少しでも捨てるゴミを少なくすることが1番だと、学んで帰ってまいりました。


舞洲工場のゴミ焼却施設を見学させていただきましたが、「これはUSJ? 何かのテーマパーク?」と思うような建物が、実はゴミ焼却場と聞き、その個性的な外観にたいへん驚きました。この建物は、有名なウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏のデザインということで、世界中から大勢の見学者がいらっしゃるそうです。
大阪市の財政が良かった、古きよき時代に建設された高額な施設ではありますが、膨大なゴミを迅速かつ衛生的に処理するためには必要不可欠な施設の建設で、最新の公害防止設備も導入するなど、大阪市は素晴らしい仕事をされたと思います。
今回の見学で、「ごみ処理」がとても大切なことだと再認識し、今後、ゴミの減量、分別など、より意識を高く持ってゴミ処理に努めたいと改めて思いました。