期 間:2015年11月12日(木)~15日(日)
参加者:会員3名、ゲスト2名
今年はマカティセントラルロータリークラブ(RCMC)創立30周年となります。当クラブも来年4月の30周年記念式典を控え、その参加依頼もかねての訪問となりました。またメディカルミッションへの協賛、孤児院への寄付、グローバルグラント進行状況の確認が使命です。日本からは元会長、会員家族1名が同行しました。現地では在住のCapistrano夫妻の多大な協力を得ました。
午後マニラ空港に到着。Lear幹事の出迎えでホテルへ。道路状況は来週開催のAPECの影響で、普段の渋滞よりも酷く何処へ移動するにも時間がかかりました。その後、周年記念式典に参加。今回も100人を超える盛大な会となりました。セレモニーではチャーターメンバーへの表彰、ガバナー挨拶、姉妹クラブからは当クラブの会長が堂々たるスピーチをしました。そこで当クラブ創立30周年記念式典への参加をお願いしました。その後は歌にダンス等の楽しい時間があり、ますます交流が深まりました。
その間に、来年度は会長エレクトRomyさんが団長となり、10人以上のメンバーで日本訪問すると知らされました。それに、Nes前会長に “Running Water, Running Life” projectの進行状況を確認したところ、現在、ロータリー財団からの承認を受けるために、数回にわたり財団と質疑応答中であり、承認までにはまだ時間がかかるとの事でした。
早朝よりJunさんとThe Missionaries of Charity(Sisters of Mother Teresa)を訪問。約30人の孤児へ米100kg、粉ミルク、缶詰、消毒液、洗剤、お菓子など(5万円相当)寄付しました。この教会は国からの補助がなく、一般からの寄付で運営しています。これで3回目の訪問です。幼児から感謝の意をこめた歌を披露してもらい、こちらの方が癒されました。
午後より、Rody氏のお見舞いに行く事ができました。今回はPepe会長、Lear幹事、元事務局のTisaさんとご自宅へ訪問しました。車椅子で現れたRodyさんは、脳溢血後の麻痺で足など不自由ですが、我々の訪問も認識されていて回復がうかがえ安心しました。長年に渡り当クラブとの架け橋となり、両クラブの絆を深めて頂いたことに深く感謝するばかりです。
AM9:00 Pasay市でRCMCとパートナー Ms. Illiana Ibayさんが主催するメディカルミッションに参加、協賛しました。これは地域に密着した行事で、住民の定期検診、健康相談、ヘアーカットも無料で行います。子供から老人までたくさんの人が集まっていました。このミッションではボランティアとして多くの学生達が手伝いをしています。若い時から人々の助け合いとボランティア精神が根付いていると感じました。
その後、今年4月に来日されたMichaelさん達と昼食に会話を楽しみ、Jeffrey Asistioさんの計らいでKawit, Caviteにある “The Aguinaldo Shrine” へ見学に行きました。ここは元々フィリピン初代大統領の家であり、独立の歴史が分かる博物館となっています。そして夕方から、Virgilio元会長夫妻も加わり当クラブからの寄付金の贈与をしました。
午後の便で関西国際空港へ。
今回もRCMCの方々のホストのおかげで、内容のある充実した訪問ができました。