日 時:2014年11月13日(木)~16日(日)
参加者:会員3名、ゲスト3名
今回は、マカティセントラルロータリークラブ(RCMC)の第29回創立記念に列席、RCMCの医療プロジェクトに協賛、孤児院の寄付、高校での交流、グローバルグラントの協議を目的としました。この度も現地在住のYoko & Jun夫妻の協力を得ました。また日本からは元会長2名、書道家である友人が同行し、私たちの活動に協力をして頂きました。大変タフなスケジュールでしたが目的は120%達成できたと感じられる訪問となりました。ではもう少し詳しく報告します。
午後マニラ空港に到着。
Nes会長の出迎えでホテルへ、スケジュールの確認後6時からパーティ会場へ。今回は総勢約130人となる盛大な会でした。セレモニーでは直前会長より祝辞、会長エレクトより2016年開催の当クラブ創立30周年記念式典について報告しました。その後は,歌にダンス等の楽しい時間があり、ますます交流が深まりました。
AM10:30 Philippine Children’s Medical Center 訪問
チルドレンズ・メディカルセンターへ、マカティセントラルRCの会長とメンバー数人とともに訪問しました。このプロジェクトは長年にわたるもので、マッチンググラントにより子供たちの手術代を負担しています。当クラブからも協賛金として10万円を寄付しました。訪問時に恒例となっていますフィリピンの国民的マスコットのジョリービーとともに、各病室を訪問し、子供たちに石鹸・お菓子・食事・おもちゃを一人ずつ手渡しました。つぎの写真中央の赤いぬいぐるみを持っている女の子は、マッチンググラントのおかげで手術を受けることができ、現在は元気な笑顔を見せてくれています。
PM12:30 Makati Science High School 訪問
第3外国語として日本語を選択している生徒達に習字の体験実習を。半紙で好きな字を練習後、各自2枚の色紙に文字を書きました。初めて筆を手にしたとは思えないほど立派な作品ができました。そして日本から持参したお菓子を配りましたが、抹茶味のチョコなど大変好評でした。
AM6:30発 Sitio Cognang AM 10:30着
Nes会長と“Running Water, Running Life” projectについて会議し、急遽Sitioへ視察に行くことになりました。現地の案内はRtn. Ernestで彼はこの地域でBamboo Projectも指揮した人です。まず、貧しい子供たちのデイケアハウスへ。子供たちに文具等のギフトを。食糧状況が悪く発達が悪いので「毎日1個の卵が食べられるようにする」を目標にして、支援をしています。
“Running Water, Running Life” project
もともとこの村落では採石を稼業としていましたが、資源が尽きてその後は炭作りを主業にするも生活水準が低く、水は貯水のみで乾季には不足します。そこで、風車を造りその電力でポンプを動かし貯水するプロジェクトを提案しています。それで生活用水のみならず養畜、養殖などに利用することで産業とし生活水準をあげようとしています。実際に現場が見ることでき、今後の検討に向け大きな収穫となりました。
Tree-planting
この地域は、森林伐採を繰り返したため、木が少なくなり水害も発生します。そこでBamboo projectの一環として竹をたくさん植林しています。私たちメンバー全員も植樹をさせて頂きました。5年で成長すると聞き、後日その姿を見たいと思いました。
ホテルPM7:00着、Yoko & Junと食事会。その後1時間のショッピング。
AM 8:30。
Nes会長と娘さんがお別れのためホテルまで来られました。そこで記念に書を渡しました。
そして幸運にも、元事務局のTisaさんの計らいでメノール氏のお見舞いに行く事ができました。今年9月に脳溢血で倒れ2度の手術を受け療養中です。またメノール夫人、長女夫婦とも話ができました。くれぐれも早い回復を祈ります。
その後、帰路に。夕方に全員無事に帰ってきました。