日 時:2011年2月17日(木)
行き先:南部梅林、うめ振興館、株式会社紀州ほそ川
参加者:会員14名、会員家族4名
日本一の梅の里、南部梅林の散策はいかがでしたでしょうか? 私は“梅のことならなんでもわかる うめ振興館”に参りました。みなべ町の歴史と梅の詳しい資料の展示、そして3階の道の駅には特産品が販売されておりました。
それぞれの見学のあとは、紀州ほそ川の工場の見学と細川さまのご講演、そして最後に古民家の梅仙庵にて珍しいうめ鳥、うめ卵の食事を美味しくいただきました。また竈で炊いた茶がゆも振舞って下さり、大満足のメニューでございました。梅干しには疲労回復やカルシューム吸収促進の効果、またピロリ菌の増殖を抑制する効果などもあるそうです。「梅干しを一日一粒食べて医者いらず!」です。是非、一日一粒を!
そして、株式会社紀州ほそ川の企業理念の中に『梅と語る』とあります。
「・・・ わたしたちは巡りゆく季節を通して自然の厳しさと優しさを肌で感じてきました。 ・・・ ありのままの自然と向き合うこと、つまり自然と対話しながら自然から教えてもらうことが重要であると考えます。そして私たちにとって、もっとも身近な自然が梅なのです。「梅と語る」という言葉は梅という自然から常に謙虚に学び、製品づくりや活動に実践して社会に貢献するという私たちの使命を表しています。」
このほそ川の自然に対する謙虚な姿勢「梅と語る」に、私は職業奉仕の精神を見い出した気が致しました。
平成23年2月17日、職業奉仕と親睦委員会合同で和歌山県南部川村へ行って参りました。参加者は会員14名、ゲスト4名 計18名。
12時30分にサロンバスで出発。阪和道を経て14時30分に南部梅林に到着。梅林散策組はここで降りて梅林を散策、他はうめ振興館を見学。例年より寒い日が多いせいか、梅の開花が遅く、下の方は3分から5分咲き、上の方はつぼみが多いようでした。心配された雨もなんとか保ち、比較的暖かい日でした。
15時50分に紀州ほそ川に到着。梅の加工工場を見学させていただきました。そして、かまどや農機具、囲炉裏もあるむかしながらの梅農家を移築した梅仙庵で、特産品の南高梅の歴史や効能、現状などについて、専務取締役の細川様に講演いただきました。梅が入った餌で飼育された地元のブランドの梅実鳥とその卵を調理していただき、夕食でいただきました。素朴ながら素材の旨味が活かされた食事で皆さん美味しく召し上がれました。
満開の梅林はとても美しく香りもすばらしい、そして、月光に浮かぶ神秘的な夜の梅はさらに美しいと聞き、月夜の梅を探して楽しみにしていたのですが、生憎の天気で夜は雨模様でした。18時40分に帰路に着き、21時に無事に大阪に到着しました。