日 時:2009年10月15日(木)14:00~
行き先:大阪府警本部
参加者:会員8名
午後2時に現地集合、見学者というバッジを付け、遅刻者は入館できない旨通知される。
始めに1階のビデオ室で110番通報から警察の出動、犯人逮捕までをシミュレーションしたビデオを約8分間観賞した。その後最上階に上がり、110番通信司令室を見学。さすが警察と思わせたのは外向きの窓はなく、中庭に面した側に窓があること、屋上のヘリポートなどであった。3000人程の警察官が働いていると言うが、この階はほとんど物音もしない。司令室には、カーロケイターシステムが導入され、真ん中の通路を挟んで電話回線、コンピュータが並び、正面に48区画されたモニターの大画面があった。大阪府下からの110番通報はすべてここに集約され、1日平均約3100件の通報があり、その約3割はいたずら、無言電話だということである。通報で大事なことは落ち着いて、いつ、どこで、何があったかを冷静に伝えることで、通報場所が判らない時は道路標識の目の高さぐらいに表示してある番号を伝えれば、場所が特定できるようだ。また、メールやFAX、携帯のカメラで110番通報することも可能だそうだ。
続いて、交通管制センターに移動し、大阪府下の渋滞情報を2分30秒おきに察知できる大画面を見学した。ここで、渋滞状況に応じて信号機の調整をしているということを知った。また、渋滞というのは一般道路で時速10㎞以下、阪神高速道路で時速30㎞以下であるという説明を受けた。